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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

黒い表紙にグレーの題字

书籍名

东大政治学

着者名

东京大学法学部「现代と政治」委员会

判型など

280ページ、四六判

言语

日本语

発行年月日

2024年9月25日

出版社

东京大学出版会

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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『东大政治学』は、2023年度のAセメスター (後期) に東京大学教養学部前期課程、主に1年生向けに開講した総合科目「現代と政治」の講義録を基に、実況中継風に原稿を書き起こしたものです。
 
東京大学法学部 (厳密には、大学院法学政治学研究科または公共政策大学院に所属しつつ、法学部担当を兼ねる教員) には、広い意味での政治学を専門とする教授?准教授が約20名います。このうち13名が、1人1コマずつ、いま関心を持って取り組んでいる具体的課題を紹介した授業が「現代と政治」です。このコースを開設するにあたり、講義を担当する各教員には、これまでに政治学を学んだ経験のない学生も数多く履修すること、そして、これから法学部以外に進学する人も大勢いることは伝えましたが、その上で基礎的な事項を分かりやすく説明するのか、あるいはアップ?トゥ?デイトなトピックスを専門的な観点から解説するのか、はたまた敢えてそれぞれの専門分野における最先端の議論を紹介するのかは、各自の判断に委ねました。
 
本书は大学1年生向けの授业を基にしているとはいえ、中学校?高等学校での社会科の授业を復习し、大学における政治学の体系を易しく解説する「政治学101」の教科书、あるいは各种资格试験の受験参考书となることは意识していません。歌舞伎の颜见世公演やクラシック音楽のガラ?コンサート、さらにはロック?フェスティバルに近い「おいしいとこ取り」の本と言えるでしょう。ですから、本书は前の章を読まないと后ろが理解できないことはなく、ご関心のある章からページを开いていただいて构いません。
 
本書は、いささか僭越にも「东大政治学」を名のりますが、執筆者は2023年度に出講した大学院法学政治学研究科や公共政策大学院の教員に限られます。本来の东大政治学は、大学院総合文化研究科?教养学部、社会科学研究所、东洋文化研究所、先端科学技术研究センター、未来ビジョン研究センターなど本学の各部局に所属している、本書よりもさらに豊かな広がりを持った政治学者の総称です。われわれ東京大学の政治学者は、たとえて言えば一つの恒星を共有する惑星系を成してはいませんけれども、一人ひとりが独自の色、明るさ、重力をもって相互作用を及ぼしている星団のようなものです。
 
本书に触れることをきっかけに、さまざまな対象に多彩なアプローチで迫る政治学の世界に関心をもっていただけたならば嬉しいです。
 

(紹介文執筆者: 法学政治学研究科?法学部 教授 谷口 将紀 / 2024)

本の目次

第1讲 日本の有権者と政治家――序论にかえて()
第2讲 政治とは、国际政治とは――戦争と平和の问题を中心に()
第3讲 「冷戦の终わり方」を问い直す――ドイツ统一をめぐる国际政治史研究を题材に()
第4讲 「利益诱导」の条件――日仏の政治史を比较すると何が见えるか?()
第5講 現代アメリカの政治――「分断」の由来と大統領の挑戦(梅川 健)
第6讲 「中国化」の中国政治――习近平のアイデンティティ政治を読み解く()
第7讲 自由をめぐる政治思想()
第8讲 「公共」と政治学のあいだ――日本政治思想史の视角から()
第9讲 戦前の政党内阁期が示唆すること()
第10讲 现代日本の官僚制と自治制――行政研究の焦点()
第11讲 ジェンダーと政治()
第12讲 宪法をめぐる政治学()
第13讲 租税政策をめぐる福祉国家の政治――比较の中の日本()

関连情报

书评:
苅部直 評「本よみうり堂 読書委員 この1年」 (『読売新聞』 2024年12月22日)
 
书籍绍介:
法学部における次世代养成の取り组み (『东京大学大学院法学政治学研究科?法学部ニュースレター』狈辞.35 2024年10月)

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