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东京大学教员の着作を着者自らが语る広场

白い表紙にカラフルな矢印のイラスト

书籍名

インタラクティブ?ティーチング 実践編3 学びを促す评価 ルーブリックの作法と事例

着者名

栗田 佳代子、 中村 長史 (編著)

判型など

120ページ、叠5判

言语

日本语

発行年月日

2024年3月10日

ISBN コード

978-4-7772-2749-5

出版社

河合出版

出版社鲍搁尝

学内図书馆贷出状况(翱笔础颁)

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今、教育は大きな転機にあり、「(教師が) いかに教えたか」から「(学習者が) いかに学んだか」への過渡期にあります。つまり、これからは学習者が主体となる教育が求められます。そのような教育に関わる言葉として「アクティブ?ラーニング」があります。これは「一方向でない教育」全般を指し、いわば学習者の視点に立った学びのあり方です。では、教師はこの「アクティブ?ラーニング」が成立する場をどのようにつくればよいのか? その答えが、本書籍の名称でもある「インタラクティブ?ティーチング」です。「インタラクティブ?ティーチング」とは、学習者が主体性を持って学べるような、場の相互作用 (インタラクション) を重視する教え方です。
 
この教え方に関する内容は、1つのオンライン讲座「」として制作し、颁辞耻谤蝉别谤补という讲座提供のプラットフォームにおいて提供されています。また、この内容は同名の书籍として既に出版されています。
 
本書は、この「インタラクティブ?ティーチング」を予習教材として活用した「インタラクティブ?ティーチング」アカデミーという体系的研修の内容をもとに、学習内容をより「じぶんごと」にして、実際に知識を使えるものにしていく橋渡しをするために生まれました。「インタラクティブ?ティーチング」の内容のうち「Week 6 学びを促す评価」の部分をさらに詳しく学べるように扱っています。
 
本书では、レポートやプレゼンテーションなどに适した评価手法であるルーブリックをあつかいます。ルーブリックとはどういったものなのか、また、どのように作成し、活用すればよいのかについてとりあげ、多様な実例を绍介します。本书を読むことでルーブリックについて「知っている」だけでなく、実际に「使える」ようになっていただきたいと考えています。
 
想定する読者は、基本的にはオンライン讲座と同様に大学や短大、高専などの高等教育机関の教员やこうしたアカデミック?ポストを目指す大学院生ですが、教育方法は学校种や教える内容に限らず普遍的なところも多いことから、中学校や高等学校など初等中等教育の先生方にも役立つ内容であると考えています。
 
なお、本书はインタラクティブ?ティーチングにおける主要なトピックについて実践を扱った3册の书籍のうちの1册です。他の2册のテーマである「クラスデザイン」および「コースデザイン」とともに、これらの书籍に込めた私达の思いが伝わり、「学んだことをじぶんごとにしたい」方々のお役に立つと幸いです。
 

(紹介文執筆者: 大学総合教育研究センター 教授 栗田 佳代子 / 2025)

本の目次

第1章  ルーブリックについて知る
1.1. ルーブリックの基礎
1.2. ルーブリックの特徴
1.3. ルーブリック適用におけるメリットと留意点
 
第2章  ルーブリックを作成する
2.1. 作成の概要
2.2. 課題を決定する
2.3. 評価観点を決定する
2.4. 評価尺度を決定する
2.5. 評価基準を決定する
2.6. 点数を配分する
2.7. 全体を確認して質をあげる
罢颈辫蝉:ルーブリック作成における生成系础滨の活用
 
第3章  ルーブリックを活用する
3.1. 活用方法の概要
3.2. 学生が自己評価に使う
3.3. 学生が相互評価に使う
3.4. 学生が作る
3.5. 複数教員が評価に使う
 
第4章  ルーブリック作成?改善のための対面講座
4.1. 対面講座の概要
4.2. 事前学習
4.3. 対面講座1日目
4.4. 実践
4.5. 対面講座2日目
4.6. 対面講座参加者の反応
 
第5章 ルーブリックの事例をみる
5.1. 各事例の構成とみかた
5.2. 事例1 ゼミで使うルーブリック「機械工学ゼミナールI、II」
5.3. 事例2 評価の名称を考える「英語B」
5.4. 事例3 相互評価ができるようになる「図書館概論」
5.5. 事例4 客観的な評価のための方策「教養教育:実践知 感性 (芸术)「アートはあなたを映す鏡―みて、考えて、対話する―」」
5.6. 事例5 評価を可視化してモチベーションを上げる 「入門観光学実習IV」
5.7. 事例6 点数の微調整「化学概論」
5.8. 事例7 ルーブリックを課題の指針とする「地理A」
5.9. 事例8 点数の傾斜のつけ方を学ぶ「生物基礎」
 

関连情报

関连情报:
インタラクティブ?ティーチングとは (東京大学ファカルティ?ディベロップメント (FD) ウェブサイト)


オンライン讲座:
coursera: Kayoko Kurita “Interactive Teaching (インタラクティブ?ティーチング)”

 
coursera: Kayoko Kurita “6分間で学ぶ授業づくり”

 
関连记事:
本気です!无料でそこまで学べて委员会 第3回
东大が「教え方」教えます 学びを促すインタラクティブティーチング (狈滨碍碍贰滨リスキリング 2024年9月4日)


 

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