東京大学GATEWAY Campusオープニングセレモニー ~100年先の心豊かなくらしと地球益の実现を目指して~

国立大学法人東京大学(以下、「東京大学」)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、「闯搁东日本」)と「プラネタリーヘルス」の創出を目的とした協創プロジェクトPlanetary Health Design Laboratory(以下「PHD Lab.」)のビジョンのもと2023年に産学協創協定を締結しました。2024年にはマルハニチロ株式会社(以下「マルハニチロ」)をパートナーに迎え、人と地球に優しい食「プラネタリーヘルスダイエット」の研究に取り組むなど、100年先の心豊かなくらしと地球益の実現を目的とする産学協創に取り組んで参りました。
この度、産学協創の一環として、東京大学GATEWAY Campusを開設し、同キャンパスを拠点として活動する組織として設置された东京大学プラネタリーヘルス研究机构の活動が開始することを記念して、2025年10月21日(火)にオープニングセレモニーを開催しました。
オープニングセレモニーは、東京大学GATEWAY Campus/プラネタリーヘルス研究機構 創設記念式典?内覧会及びオープニング記念セッションの二部構成で行われ、創設記念式典では、200名を超える各社の来賓の方々出席のもと、主催者挨拶の後、環境大臣?参議院議員 浅尾慶一郎様からのビデオメッセージ、文部科学審議官 柿田 恭良様、闯搁东日本代表取締役社長 喜? 陽一様、マルハニチロ株式会社 代表取締役社長 池見 賢様のご祝辞の後、プラネタリーヘルス研究機構機構長の五十嵐圭日子教授より東京大学GATEWAY Campusの紹介がありました。
记念セッションでは、プラネタリーヘルスの考えをベースに、100年先の豊かさを支える公司とはどのような公司であるべきか、そのような公司が生み出すイノベーションとはどのようなものか、そのイノベーションを支える研究开発はどう进めるべきかについて、プラネタリーヘルス研究机构の协创の枠组み、先行事例、主な研究内容などをご绍介しつつ、今后とるべき公司戦略や新たな产学协创について示唆に富んだセッションをお届けしました。
東京大学と闯搁东日本の協創事業の取組のビジョンとなっている、プラネタリーヘルスとは、人類の健康と地球環境、自然生態系とが相互に関係しあいながら成り立つという視点を基盤に、「人?街?地球」のすべてが良好なバランスを保つ未来をめざす考え方です。
プラネタリーヘルスの視点を欠いたままでは、気候変動や生物多様性の喪失、大気?水質汚染といった地球規模の課題が、私たち一人ひとりの健康と暮らしに深刻な影響を及ぼすことが懸念されます。将来世代に対して健やかに暮らせる地球環境と健康の基盤を今ここにいる私たちが築いていくためにも、本学には多分野を横断する知を繋ぎ、プラネタリーヘルスの視座からの研究および実践を強化し、知の拠点としての責務を果たす必要があります。
プラネタリーヘルス研究機構は本学のプラネタリーヘルス実現推進の拠点となり、都市と自然、テクノロジーと人間が交差するTAKANAWA GATEWAY CITY を「100年先の心豊かなくらしのための実験場」として、プラネタリーヘルスの実現に向けた挑戦を加速させていきます。そして、ここから生まれる学際的な知と実践が、「人?街?地球」の調和と健やかな未来の実現に向けて大きな力となることを目指します。











