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抗体を产生する米 ロタウイルス感染症治疗及び予防コメ型経口抗体疗法の开発

掲载日:2013年8月14日

ロタウイルスは全世界で年间1亿140万人の子供たちに感染し下痢症を诱発しており、现在は2种の経口ロタワクチンが开発されている。しかし、ロタウイルスの突発的発生や灾害时并びに、ワクチン接种期间が短いことに起因する本ワクチンを逃した乳幼児や免疫不全の乳幼児等の感染予防?治疗用抗体としてロタワクチンを补完する第二の疗法が必要とされてきた。

c Yoshikazu Yuki, コメにロタウイルスナノ抗体の遺伝子を導入する技術とその技術によりコメに作らせた抗体(MucoRice-ARP1)の特徴

东京大学医科学研究所 炎症免疫学分野 助教 幸 义和と同分野リサーチレジデント 徳原大介(现:大阪市立大学大学院 医学研究科 発达小児医学分野讲师)らの研究グループは、コメにロタウイルスナノ抗体の遗伝子を导入して作らせた抗体がコメ粉末を精製することなく、水に悬浊させ、饮むことでロタウイルス感染症の治疗及び予防を行えるコメ型経口抗体疗法を开発した。この抗体はコメに高発现(多く作らせること)でき、かつ水に简単に溶けて、煮沸下でもロタウイルス中和活性を保持し、常温で1年以上安定な経口投与に适したものである。加えて、灾害时の突発的発生や免疫不全の乳幼児、规定のワクチン接种时期(生后6週~32週)において接种を逃した乳幼児に対してロタウイルス感染症の予防及び治疗用の安価な抗体として期待される。今回开発された技术はノロウイルス等の他の肠管感染症に対する経口抗体疗法への応用も可能である。

プレスリリース

论文情报

Daisuke Tokuhara, Beatriz Alvarez, Masaharu Kuroda, Masaaki Oyama, ,Harold Marcotte, Leon G.J. Frenken, Miren Iturriza-Gomara, Hiroshi Kiyono, Lennart Hammarstrom, Yoshikazu Yuki,
“Rice-based oral antibody fragment prophylaxis and therapy against rotavirus infection”,
The Journal of Clinical Investigation 2013/08/09, doi: 10.1172/JCI70266.

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